Jリーグ中断明け。新戦力は・・・
昨日、2ヶ月の中断を経て、ようやくJリーグが再開されました。
期待の新戦力、神戸のイニエスタ、鳥栖のトーレスはというと、残念ながら出番はありませんでした。まあコンディションや連携の問題、そもそも登録の問題などもありますので、難しかったでしょうね。イニエスタはW杯も出てたわけだし。
磐田に移籍した大久保なんかも登録が間に合わなかったようで、ベンチ外でした。他のチームでも、新戦力のお披露目はなく、ちょっと残念。
イニエスタに至っては、来日の日が試合開催日だったようですね。22日にホントに出れるのかな?
下記はピックアップした試合のレビューです。
仙台 2 ー 8 横浜
このカードがもっとも衝撃的な結果になったのは意外です。仙台ホームでこんなに失点するところは見たことがありません。なんだか後に引きそうな負け方ですね。前半4失点で後半も修正できていないので。
今年の横浜は結構どかっと点を取る試合が多い気がします。一方で、0点に抑える試合が少ないです。チームのバランスを変えたのでしょうかね。塩試合が減るのは見ている分には面白いですが。
清水 3 ー 0 C大阪
清水が完勝という結果になりました。セレッソはチームスタイル的に夏に弱い面もあるのですが、さすがにこれだけ離されての負けはどうなんでしょうね。夏の移籍で柿谷がガンバに移籍するなんて報道もありましたけど、チームのモチベーション的な面が気になります。
磐田 3 ー 3 鹿島
選手も言っているように、鹿島としては悪くない試合だったと思います。3失点はしましたが、失点したのは全部19歳の町田のあたりからなので、昌子が復帰してくれれば防げる部分もあったでしょう。町田はまだまだ経験不足でしょう。
攻撃面では、金崎、レアンドロが不在の状況でも3点を奪えていますので、まあ悪くないですし、全体的に狙い通りの試合はできていたのだと思います。
鹿島で気になるのはジーコのTD就任でしょうかね。なんでこの時期に?って思いましたが、レオシルバいなかったですし、レアンドロ帰国と、ブラジル人とのコミュニケーションに問題があると推察されます。もっと深刻な問題があったりするかもしれませんが、そうでないといいんですが・・・
磐田の方はというと、3回リードを奪いながら守り切れなかったのは、やはり良くなかったと考えるべきでしょう。鹿島にキープされる時間が長かったせいか、いまいち磐田のプランというものが見えなかった部分があります。
効率的に得点を重ねたのは好材料ですけど、引いて守ってカウンターでは完全に弱者のサッカーですし、失点も多いのでこれでよかったのかは疑問。
ただ、磐田のダイレクトでクロスを上げてくるサッカーと、2列目から選手が飛び出してくるスタイルは、鹿島もマネしたらいいのにと思わず羨望の目で見てしまった。
鹿島の攻撃ってどうも相手を見てから動くようなところがあって、スムーズにパスが回らないことも多くて、結構もやもやすることが多いんですよね。なんだか杓子定規というかパターン化されているプレイも多く、相手としては読みやすいんじゃないかと思います。
後ろ向きにボールを持つシーンも多いですし、比較的キープしやすいサイドでのプレーばかりで、肝心のバイタル付近でのプレーが少ないため、あまり脅威を与えられていないように感じています。