金崎電撃トレード&ツネ様監督就任!など
いやあ驚きましたね。
7月24日、金崎夢生がサガン鳥栖へ完全移籍することが発表されました。
同日、サガン鳥栖から チョン スンヒョン選手が鹿島アントラーズへ移籍することが発表されました。
まあ事実上、トレードといっていいかたちでの移籍でしょう。
鹿島がチョン スンヒョン選手を獲得したのは、先日海外移籍した植田直通の後釜といった理由でしょう。
チョン スンヒョンは韓国代表としてロシアW杯のメンバーに選ばれましたが出場はありませんでした。また2016年のリオ五輪では代表に選ばれ全試合出場しています。
年齢も同じですし、そういう点でも植田と同レベルでの活躍が期待されます。鹿島では今年清水から獲得した犬飼や、ユース出身で19歳の町田がいますが、いいポジション争いになりそうですね。
金崎は今シーズンから鹿島で10番を与えられました。チームが与えたのか金崎が望んだのかわかりませんが、2016年には石井監督の途中交代指令に不服を示したことが記事にもなるなど、いまいち鹿島の選手らしくないというか、チームになじんでない感じがずっとありました。
エース的な立場ではありましたが、正直得点に関してはそこまででもないですし、プレーぶりのわりに扱いにくい、という印象も持ってます。29歳という年齢もあり、もう代表に選ばれる可能性も低いでしょうから、いろいろ考えるところもあったのでしょうね。
鹿島では鈴木優磨や東京五輪候補の安部など育ってきている選手がいますし、彼らの活躍で戦えるという感触は、クラブ首脳陣はもっているのだと思います。
移籍した植田の穴埋めというだけでなく、若手の成長とチームのためという意味合いの放出でもあるのかもしれません。
一方鳥栖はイバルボの負傷による長期離脱も発表されていて、今回の移籍に影響を与えた可能性があります。それだけでなく、成績が振るわないチームのカンフル剤としても期待してるのでしょう。
鳥栖は下位に沈むものの、失点は多くはないので、夏加入のトーレスと復帰の豊田をはじめ、前線の得点力を強化して巻き返すつもりなのでしょう。
結論として、このトレードは双方にとって利益をもたらすものだと考えられます。
両選手のこれからの活躍に期待しましょう。
一方、ガンバ大阪では2002年、2006年のワールドカップなどでも活躍したツネ様、宮本恒靖氏が監督に就任しました。前任のクルピ氏は解任されました。
宮本監督は一部のU-23チームの選手を呼び寄せ、チームの改革を図るようですね。
夏に矢島選手、泉澤選手を放出していたので、ユース出身選手にこだわるのではとブログにも書きましたが、そのとおりになるかもしれません。
ただJ3であまり結果の出てない監督の就任であり、不安はぬぐえないでしょう。J1残留に向け厳しい戦いが続きます。
ただ世の中には、監督解任ブーストというものもありますので、意外と盛り返すかもしれません。
今年の夏は総じて移籍市場がよく動いた印象があります。特にビッグネームの動きが活発でした。
イニエスタ、トーレスをはじめ、金崎、植田、ウタカ、ドウグラスなど、実績のある選手の移籍実現しました。
これから後半戦に突入するJリーグ、まだまだ波乱がありそうです。